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第3巻
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第3巻 - 10 北条時定(為時)下文 刊本36号

第3巻 - 10 北条時定(為時)下文 刊本36号
25 第3巻 - 10 北条時定(為時)下文 刊本36号
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寛元四年(1246)十二月十九日
北条時定(為時)下文 刊本36号

寛元四年閏四月一日経時が没し時頼が執権<しつけん>となると、阿蘇社領は同母弟の時定の管下となったようである。津屋惟盛に所領を安堵した本状でも、寛元元年の経時下文(刊本34号)にはあった健軍社大宮司職が除かれている。なお時定は肥後と筑後・豊後の接点で、博多にもつながる小国<おぐに>に、醍醐寺の僧経杲<けいこう>を開山とする満願寺を建立し、阿蘇および九州支配の要とした。子の定宗、孫の随時を阿蘇北条氏と言う。同寺には絹本着色の伝時宗・時定像が、そして旧寺域には時定・定宗・随時三代の墓と伝える巨大な五輪塔がある。(工藤)

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